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育自ノート…子どもとともに育つ日々<人として・女性として・母として>
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夏休み最後の日曜日。
少しお休みをもらって、一人で映画を観てきた。

「きみはいい子」(呉美保 監督)。
私が見に行った映画館のチラシの紹介文を借りると
[幼児虐待や学級崩壊といった問題を扱いながら、
あたたかく、しかし誠実に「人が人を愛すること」を描く
群像劇。実力派キャストが集まった、
今年の邦画ベストの声も高い傑作!]

観ていろいろ思うことはあったのだけれど
その中のひとつが
「子どもたちをもっと、ギュッ、ってしよう」ってこと。
そして
「それのしてあげられない子どもたちには
暖かいまなざしを向けよう」ってこと。

ジナンにはともかく
上の子どもたちをぎゅっと抱きしめる機会は
正直なところ、とんと減っていた。
でも、「ぎゅ〜〜」って誰かにしていると
どこにいても全員が寄ってくる!(笑)
ほんとは
ひとりひとり、こっそりしてやりたい、と思っているのだけれど
それのできない状況。
でも、よくわかった。
4年生になっても、2年生になっても
こんなに求めてるんだな、ってこと。
ムスメなんて
何度も何度も求めてくる。

でも、求められても、心を込めた「ぎゅ〜〜」ができない時は
やっぱりある。
だから、子どもたちに頼んでおいた。
「お母ちゃんに元気のない時は
ぎゅ〜〜ってして、元気をちょうだいね」って。

いつまで喜んでしてくれるかわからないけれど
してくれるあいだはずっと続けようと心に決めた。

ちなみに。
映画のあと、デモに参加してきた。
(あの全国一斉8月30日のデモのひとつ)。
子どもたちの幸せのために私にやれることは
どんなに小さなことでもやり続ける。
これも決意。
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パトカーや消防車、その他の自動車を
道ばたで、あるいは乗っている車の中から見るのを楽しんでいたジナンに
新たな楽しみができました。
それは「バスに乗ること」。

ムスメやムスコが小さかった時はしょっちゅう乗っていたバスも
ジナンが生まれてからは
どこかへ出かけるとなるとつい車を使うようになっていて
あまり乗らなくなっていました。
最近まで、バスに乗るというと
うれしい反面、「コワイ〜〜」と私に抱っこでしがみついていたジナン。
それが、少しずつ慣れもでてきたのでしょうか。
「バス、ノル!」と毎日のように言います。

金沢は、町中を電車が走っていないので
バスの本数は地域によって差はあるにせよ、比較的バスの便はよく
大通りをメインに走る路線バス以外にも
地域循環バスや、観光スポット近くを走る周遊バスなどなど
いろいろなバスが通ります。
(見るだけなら、観光バスもひっきりなしに通ります。)

そこで、ある日のジナンと私の行程。
家→(徒歩)→バス停→(路線バス)→バス停→(徒歩)→郵便局→
→(徒歩)→バス停→(地域循環バス)→バス停→(徒歩)→バス停→(路線バス)→
→バス停→(徒歩)→家
以上約2時間の旅。

道中、いろんなものを見つけて話をしたり
手をつないで歩きながら歌を歌ったり
横断歩道をわたりながら信号の説明をしたり。
のんびりの旅には
車でビュンでは味わえない楽しさと見過ごしてしまう大切なことが
満載です。
ジナンも、こうして少しずつ自分の世界をひろげていくのでしょうね。
しばらくは続きそうな「バスの旅」。
いろんなルートや途中で済ませる用件を考えておかなくては。

おすすめ絵本:「くんちゃんのだいりょこう」ドロシー・マリノ著 石井桃子訳 岩波書店
ジナンを連れて行った小さい子のための室内遊び場で
こんなことがありました。

ジナンと私は、お気に入りの木製レールと汽車で遊んでいました。
ジナンより少し年下の男の子が興味を示して寄ってきたので
「これ使いたいの?」と汽車のおもちゃを二つ、貸しました。
家では、年の離れた姉兄にも
「コレハ今ダメ〜〜〜!」と強く主張できるジナンですが
外では「イイヨ、ドウゾ」と(本心ではなくても)言い
ちょっと逃げ腰なのです(笑)。

そうしているうちに
男の子は、円周状につなげたレールの真ん中に座って
レールを壊しながら(まだ力加減が難しいんですね)遊び始め
ジナンはすっかり離れたところで見ている始末。
私は、声かけしながらレールを修理したり
ジナン、どうするかな、と様子を見たりして、過ごしていました。

すぐ傍にいるお母さんは
その様子を知ってか知らずか、おしゃべりに夢中でほったらかしだし
ジナンは悲しそうだし
どうしようかな、と考えて
とりあえず、円周の外に出て遊んでもらおう、と思い
「抱っこしてもいい?」と男の子に尋ね、許可をもらって
抱き上げようとした、その時。

「すみません、ちょっと目を離した隙に!」とお母さんが来ました。
(「ちょっと」でないのはわかっていただけると思いますが…苦笑。)
「一緒に遊んでもらっていいんですけど、この子(ジナン)が全然できないので
もう少しそちらで・・・」と説明しようとしましたが
もう、聞く耳持たず、って感じで
男の子を抱きかかえて、さ〜〜っと離れて行ってしまわれました。

でも、男の子は、私やジナンと遊びたかったんでしょうね。
他のことを始めたジナンのところへもやってきて
おもちゃを手に取ろうとするんですが
後ろからお母さんが「だめ、だめ!」と引き離し
「止めなくていいですよ」と私が言っても、やめさせる始末。
何度かそういうことがあって
結局、男の子はかんしゃくを起こして泣き出してしまいました。

申し訳なかったな、と思いながら過ごしていたのですが
帰り支度をした男の子が、またジナンの傍にやってきて
二人で「イナイ、イナイ、バー」をして楽しそうに遊んでいました。
でも、そこへやってきたお母さんは
さっと男の子を抱き上げ、「ありがとうございました」と一言おいて
私とジナンの「バイバイ」も知らん顔で、帰ってしまいました。
(あ〜〜、怒ってたんだな・・・。)

う〜〜ん、やり方を間違えたんでしょうかね。
最初の時に、お母さんに
「一緒に遊べるように見ていていただけますか」って声をかけるべきだったかな。
私としては、傍にいないお母さんより
しばらく一緒に過ごしていた男の子とコミュニケーションをとったつもりだったんですが
場面を見ていなかったお母さんからすれば
急に子どもをのけようとされた、って思われたのかもしれません。

そのお母さんに限らず、なのですが
ジナンのしていることに興味を持ってやってくる子たちは
大人の見ていない間に、一人で来て、勝手にさわり始めます。
そして、あとから来たお母さんが
「だめだよ」って引き離してしまいます。
そうでない場合は
こちらに来る前に「だめだめ」と止められてしまいます。
気になるのは、たいてい
後ろからいきなりやめさせようとするお母さんが多いこと。
どんなにちいさな子でも
「わからないんだから」みたいな感じで後ろからいきなり止められることが続くと
不愉快になるんじゃないか、と思うんですが・・・。

同じおもちゃで子どもたちが遊びたいのは自然なことだし
私は、「いいんですよ」って声をかけます。
もしくは一緒に遊びます。
でも、あまりうまくいかなくて、避けていく方が多いです。
他の子のやっているものをとらない、邪魔しない、ではなく
一緒に遊べるように大人同士が傍で見守りながら過ごせたらいいのに、と
残念に思うこともしばしばです。
(ムスメが小さい時は、もうちょっとそうやって遊べたような気も・・・。)
その場でたまたま出会うお母さんたちに、どうやったらうまく伝えられるんだろうな、って
考えさせられる出来事でした。

今日は、ムスコ7歳の誕生日。
いつもの我が家のお誕生日の朝と同じく
みんなでお赤飯を囲み
私の手づくり(ぶさいく)ケーキにろうそくを立てて
「ハッピーバースデー」を歌い
あとは、それぞれ慌ただしく朝の支度をすませて
元気に出かけていきました。

小さく生まれたムスコは相変わらず小さいまま(背の順一番前)ですが
よく食べ、よく動き、よく眠り
大して大きな病気もせず(けがは時々ありますが)
元気に育ってくれています。
いつでもマイペースで
もっと小さいころは「彼の個性よね〜」と微笑ましく思ってみていたことも
最近はイライラさせられることもしばしば。
でも、やっぱり
「この子は型にはめてはいけないな」とどこかで思っていたりもします。
そういうマイペースさが
彼の良さをどんどん育んでいってくれるのだと思うから。

あんまりイライラせず、あせらず
「こういうムスコを持ったお母ちゃん」として
私も自分の引き出しを増やしていかなきゃな、と
改めて考えた今日の誕生日でした。

ちなみに。
ムスコだけでなくムスメもジナンも
私が引き出しを増やしていかないと
とうてい太刀打ちできない存在です。
あっぷあっぷすることも大いにありますが
私のところに来てくれた個性的な三人に
感謝。
今朝、小学校のマラソン記録会がありました。
ムスメ小1、2年の時は、諸事情により応援には行けず
今回も行かないつもりだったのですが
朝食を食べながら話しているうちに
見に行ってやりたい気持ちになり
慌ただしく朝の家事をすませて飛び出しました。

ムスメとムスコが通うのは
兼六園、金沢城趾が目の前の小学校。
マラソン記録会は金沢城公園の新丸広場で行われます。
ここをムスメ(3年生)は2周(1500m)
ムスコ(1年生)は一周半(1000m)走ります。
学年ごとに行うのですが
今年は3年生が1番スタート(8時半スタート)でした。

めあてのひとつは「立ち止まらずに走り続けること」。
もうひとつは「試走の時よりも速く走ること」。
この日のために、10月のあいだは毎日、長休みに走る練習をしてきました。

「よーいドン」でいっせいにスタート。
最初は団子状になって走っている子どもたちも
だんだんバラけてきます。

目の前を通る子どもたちみんなに「がんばれ!!」と声をかけます。
素晴らしいフォームでトップを走る子。
ゆっくりでもなんとか走り続ける子。
最後になってもあきらめないでゴールを目指す子。
みんなの一所懸命さがとてもかわいく、応援にも熱が入りました。

我が家の二人はというと。
ムスメは、2周目に入ったところで声を掛けると
「もう無理・・・」と弱気になっていたのですが
最後まで走りきりました。
ゴールは26人中の16位(女子8人の中では4位)。
試走と同じ順位だったそう。
ムスコはしょっちゅう後ろを振り返りながら走り
その度にペースが落ちるので
私も気が気でなく
最後のところで「前を向いて走り!!」と叫んでしまいました。
そこから全速力で走って結果は39人中の(男子の中でも)4位。
余力を残してのゴールのようでした(笑)。
こちらも試走と同じ。
肝心のタイムですが
帰校後に聞くそうで、これを書いている時点ではまだわかりません。

とにかく、二人ともよく頑張りました。
おいしいおやつを用意してねぎらってやることにしましょう。
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プロフィール
HN:
あや
性別:
女性
自己紹介:
 1973年生まれ。
 2000年に結婚した夫・ムスメ(2005年生)・ムスコ(2007年生)・ジナン(2012年生)との5人暮らし。
 おいしい(?)ご飯を作ること、子どもと遊ぶこと、ウチの中を整えること、夫と語り合うこと、が暮らしの中心。
 2011年からは絵本や語りの勉強も始めました。いつか自分らしい「おはなし会」を作っていくことを夢見ています。
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