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育自ノート…子どもとともに育つ日々<人として・女性として・母として>
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 昨日の夕方
 ムスメを幼稚園バスのバス停まで
 迎えに行ったときのこと。

 バスから下りてきたムスメを迎え
 「さようなら」とバスに手を振り
 さあ、帰ろうとしたとき
 「あ、絵本袋(バスの中に)わすれた!」

 そう言うなり、ムスメは
 「待って~!」と泣き叫びながら
 走り去るバスを
 追いかけ始めた。

 ムスメを呼びとめ
 何が入っていたのかを尋ねる。
 (絵本袋は
 園からいただいたり借りたりした絵本や
 園で作ったものを持ち帰ったり
 小さなランドセルに入らないものを入れるのに使う。
 持ち帰らない日もあるので
 私も、ムスメがバスから降りてきたときに確認しなかったのだ。)
 そんなに大事なものは入ってなさそうだったので
 「明日でもいいんじゃないの?」と聞いたが
 「だめなの、いやなの!」と泣き
 また走り始める。

 その必死な様子に
 私まであわててしまう。
 近くに公衆電話を見つけ
 (私は携帯電話を持っていないので)
 園バスの携帯電話に電話をする。
 バスの中の先生も袋の中を確認してくださって
 「明日でも大丈夫だと思いますよ」とおっしゃったが
 ムスメは泣いている。
 「あとで園に取りに伺います」と言って
 電話を切った。

 で、いったん帰宅し
 ムスメの着替えとおやつを済ませてから
 小雨の降る中、ムスメとムスコを連れて
 公共のバスに乗って
 園まで取りに行った。
 バスの時間が合わなくて
 往復一時間半もかかってしまった。

 あとから
 「ばかだなあ」と思う。
 あわててバスに電話しなくてもよかったな、とか
 わざわざ取りに行かなくてもよかったのに、とか思う。
 ムスメにも
 「もう、今度からは、わざわざ取りに行かないよ。
  忘れ物をしないように気をつけて降りてきなさいね」と
 話をした。
 夜、帰宅した夫にも
 「取りに行かなくてもよかったのに」とあきれられた。

 冷静になればそうだ。
 たぶん、あの瞬間にも
 落ち着いて考えるべきだったんだと思う。
 私が落ち着いていれば
 ムスメも落ち着いたのかもしれないし。
 でも・・・
 ムスメの涙には弱いんだ、私は。
 とにかく何とかしてやらなきゃ、と思ってしまうんだ。
 自分が叱って泣かせたときでさえ
 「もっと言い様があったんじゃないか」とうろたえてしまう
 (表には出さないようにしているけれど)。

 そんな自分に改めて気がついた。
 そんな自分がいてもいいじゃないか、母親だもの。
 でも、気をつけなきゃいけないなあ、とも思う。
 やりすぎにならないように…。

 
 

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プロフィール
HN:
あや
性別:
女性
自己紹介:
 1973年生まれ。
 2000年に結婚した夫・ムスメ(2005年生)・ムスコ(2007年生)・ジナン(2012年生)との5人暮らし。
 おいしい(?)ご飯を作ること、子どもと遊ぶこと、ウチの中を整えること、夫と語り合うこと、が暮らしの中心。
 2011年からは絵本や語りの勉強も始めました。いつか自分らしい「おはなし会」を作っていくことを夢見ています。
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