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育自ノート…子どもとともに育つ日々<人として・女性として・母として>
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衆議院議員選挙の結果を見て
「これが、今の日本の姿なのだな」と妙に納得してしまった。

私は、この結果(与党圧勝)に全然納得できないし
投票率の低さにも納得できない。
この先、この国がどこに向かおうとするのかを想像すると
恐ろしく思えてくる。

でも。
そう感じない人がいるというのも
与党圧勝を後押しした人がいるというのも
大切な選挙権を放棄し、そっぽを向き続ける人がいるというのも
そして、それが今の日本の多勢だというのも
現実なのだということを
この選挙結果は私に突きつけた。
それは、人それぞれの価値基準に基づいているのだから
「それじゃだめでしょう!」と声高に叫ぶことが
正しいことだとは考えてはいない。

ただ、私の出会ってきた人たち、周りにいる人たちが
似た価値基準を持っていることが多く
大切にすべきことを共有できてきたこともあって
(それは幸せなことだったんだと改めて感じたが)
実は、今でも、社会の大半は
それとは違うところを向いているんだという現実は
結構ショックではあった。
救いは
大切にすべきことを共有しているに違いない
日本中の人たちの願いが
選挙結果からわずかにでもうかがえたことだ。

人それぞれの価値基準だからといっても
この国のあり方や未来に関わることは
私や私の周りにいる人たちに無関係ではないのだから
「それじゃだめでしょう!」と思うことを
あきらめてはいけないと思っている。
私にできることは微々たることでしかないけれども
「本当に大切なことは何か」「今のままでいいのか」ということを
考え方の違う人たちとも共に考え、話し合うことが
何かを変えるきっかけになるかもしれない、と思って
できることを探しながら、行動していきたいと決意している。

こういうことを考えるとき
いつも私の心に響く、ある人のことばがある。
「平和を願うなら、まず自分の心を平和にしないと、と思うの。」
まずは自分のあり方、そして周りの人から。
そういう小さな心がけや、小さな輪は
決して無力ではない、と信じたい。


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2012年8月から約2年半にわたる
「昔ばなし大学」の基礎コースを終了した。
一回が土日の2日間、丸一日という講座を2年半で計6回。
この間、予定を繰り合わせ子どもたちと留守番をしてくれた夫と
休日に快く送り出してくれた子どもたちに、まずは感謝したいと思う。

「昔ばなし大学」は
小澤俊夫先生が22年前から日本全国で開いてこられた講座で
「子どもたちにおはなしを」と思い始めていたころの私は
タイミング良く、金沢で10年ぶり3回目となる講座を受講することができたのである。
先生は「昔ばなしを『正しく』理解し、あとの世代に伝えていける
そういう人材を日本各地に育てたい」という思いで
84歳の今も日本中を忙しく飛び回っておられる。
講義では、昔ばなしの持つ語り口(文法)の特徴、テーマなど
多岐にわたり、先生が研究してこられたことを教えてくださった。
中には、この講座で学んだあと
自らも、学びと子どもたちへの語りを続けておられる方の講義もあって
本当に中身の濃い、充実した学びの機会を持つことができた。
(ちなみに、私が今「おはなし」について学んでいる場にいらっしゃる先輩方は
ほとんどがこの「昔ばなし大学」の一期、二期生であり
今も学びを続けていらっしゃる方ばかり。
とても恵まれた環境にいるのだと思う。)

どうして昔ばなしについてそんなに深く学ばなくてはいけないのか。
それはここで私が簡潔に書けるようなことではないので
(本当は伝えた方がいいのだとは思うが)
述べずにおくけれども
(興味を持たれたらぜひ小澤先生の著書を読んでいただきたいと思う)
全講座が修了した今
昔ばなしをきちんとした形で守り、そして伝えていくということは
子どもたちの未来を豊かにし、子どもたちを幸せにする道のひとつだ、と
確信している。
子どもに添い、幸せな時間をともに過ごせる仕事を、と願いつつも
様々な事情で仕事という形ではかなわなかった私だが
こういう形で、素晴らしいものに出会えたことを
本当にうれしく思っているし
これからも、どんな形ででも、ペースでも、学び続け
関わり続けていきたいと願っている。
講座(基礎コース)は終了したが
ここからがスタートと心しておきたい。

*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*
5日後に大切な選挙がある。
ニュースを聞いていて
世の中の関心の低さや問題意識のなさに
愕然とし、焦りすら覚えている。
「今」はもちろん大切かもしれないが
この国の未来、子どもたちの未来、幸福を
大人はもっと真剣に考え、願うべきなのではないだろうか。
そして
あきらめないこと。
あきらめてしまっては、決して何も変わらないのだから。
そういう姿勢も
子どもたちに伝えていく責任が大人にはあると信じている。
あたりまえの日常は
本当にありがたいことだというのは常々思っているけれど
時折、「毎日、同じことの繰り返し」に
心がくたびれてくることがある。

同じことの繰り返しの中にも
いろんな発見があり、幸せを感じる瞬間があり
ほんとは、決して「同じ」ではない、こともわかっているけれど
それでもやっぱり・・・。

で、今の私のキーワードは
「創造的に暮らす!」
実際に自分の手で作る、ということだけでなく
発想も、心構えも、すべて、という意味で。
そういう心持ちでいるだけで、前向きになれる気がする。
常識の枠にはまって物事を考えがちな私には
そこから一歩踏み出すということもやってみなきゃいけないだろうけど
それもきっとまた楽し、だろう。

「創造的」といえば、見習うべきは我が家の3人の子どもたち。

ムスメは、小さいころからものの扱いが常識離れしていて
「え、それ、そういう風に使う??」ということばかり。
しばしば「破壊的」(笑)でもあったのだけれど
発想はかなり創造性豊かだったのだと、今では思う。
最近は「破壊的」な部分はかなり減り
彼女の創造性はものつくりや遊びに大いに発揮されている。

ムスコの創造性は、「はまる」ことから始まる。
彼は、何かに興味を持つと、とことんはまり、知識を貯え
そして、それを遊びや暮らしにどんどん取り入れていく。
そうやって、自分で自分の時間をどんどん豊かにしていくところは
見習いたいところだと思っている。

そして、ジナンは、いま、遊びの中でその力を見せてくれる。
積み木やレゴなど、自分で組み立てたりするものは
私には思いつかないような形になっていき
車や汽車といった、形あるおもちゃも
上にのせたり、並べたり、とそこには豊かな世界が広がる。

創造的であることは
豊かで楽しい時間をいくらでも作り出してくれるのだと
目の前で見せてくれる子どもたちを見習って
私も頭を柔らかく、暮らしに工夫を重ねていきたいと思う。


三連休最終日。
朝、夫とジナンと三人で近くの山にふらりとドライブに出かけました。

もう見頃は終わりかなと思っていた紅葉。
見渡す山々はまだまだ美しく染まっていて
「や〜〜来てよかった!!!」
その向こうの高い山の頂はもう雪をかぶっていました。

帰り道、途中にある喫茶店に立ち寄りました。
木のぬくもりを感じられる店内には
こちらもあたたかな雰囲気の洋服や雑貨が並んでいて
隣のスペースでは立山の写真展。
丁寧に入れられたお茶をいただいたあと
それらを見て、店主さんとほっこりお話。
久々にゆったりとした気持ちになれました。

午後は、ムスメもムスコも一緒に
もう少し足を伸ばしたところの山へ。
紅葉を眺めつつふもとの公園で遊ぶのを楽しみに出かけましたが
行き着くまでにあいにくの雨。
外遊びはあきらめて
公園のそばにある、木の雑貨やおもちゃを扱うお店に立ち寄ることにしました。
このお店、いつ行っても
見て楽しく、触ってうれしくなるようなモノがあふれていて
いつまででもいたくなってしまいます。
子どもたちも見本のおもちゃに自由にさわらせてもらえて
楽しそうでした。

山の景色を眺め、自然を感じられるモノにたくさん触れられた一日。
このところざわつきがちだった心とくたびれてきていた身体とに
すーっとしみわたりました。

このところ、ぐずついた天気が続いています。
雨にみぞれが混じったり
激しい雷とともにあられが落ちてきたり。
強い風も吹きます。
朝晩の冷え込みに加え、日中の気温もぐんと下がってきました。

いよいよ冬、です。

大急ぎでストーブの準備をし
厚手の上着やセーターを引っ張りだし
車も冬用タイヤに履き替えをしました。

他のどの季節を迎える時よりも
備えに忙しくなるように思うのは
やはりこの地の冬の厳しさゆえでしょうか。
足早な冬にせき立てられるからかもしれません。

天候の悪い日が続くと気が滅入りがちになります。
洗濯物もなかなか乾かず、頭を悩ませます。
寒さや乾燥で、体調も崩しやすくなります。
それでも、いろいろと工夫を重ねることを楽しみながら
元気に乗り切っていきたいと思います。
厳しいだけでなく美しい冬をたくさん見つけたいと思います。

そうそう。
身体が冷えるとこころも冷えます。
冷えは万病の元。
そしてイライラの元。
冷たい毎日だからこそ温かい心で過ごせるように
外からも内からもしっかりと暖めることを
こころがけていきましょう。




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プロフィール
HN:
あや
性別:
女性
自己紹介:
 1973年生まれ。
 2000年に結婚した夫・ムスメ(2005年生)・ムスコ(2007年生)・ジナン(2012年生)との5人暮らし。
 おいしい(?)ご飯を作ること、子どもと遊ぶこと、ウチの中を整えること、夫と語り合うこと、が暮らしの中心。
 2011年からは絵本や語りの勉強も始めました。いつか自分らしい「おはなし会」を作っていくことを夢見ています。
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