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育自ノート…子どもとともに育つ日々<人として・女性として・母として>
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8月15日、終戦記念日。
お盆休みを、家族そろって家でのんびりしながら
12時の時報とともに、黙とう。

平和、であるからこその時間。

戦後が70年続いてきた日本。
これからも、日本が「戦後」であり続けることをねがう。

そして、そんな日本だからこそ
戦中、戦後の苦しみを知り、乗り越え
平和な時を刻んできた日本だからこそ
世界のどこで起こる戦争にも「反対」し続けなければならないし
戦争ではない解決方法を模索し
そのために力を尽くさなくてはならない、と思う。

日本だけが「戦後」であり続ければいいのではない、と思う。
二度と過ちを犯さない、というその同じ口が
集団的自衛権の行使の必要性を強く主張するのは
私には理解できない。

戦中、戦後の苦しみを直接知らない私たちにできるのは
平和な日々のありがたさ、幸せを、じゅうぶん知っている私たちにできるのは
今の平和を守り続け、世界にひろげていく努力だろう。


戦争体験を直接聞き、想像力を働かせ
「戦争はいけない」と感じることができた
おそらく最後に近い世代として
この先の世代に、何を、どう伝えていくのか
真剣に考えなくてはいけない。

ともに黙とうをする子どもたちの姿に
そんなことを感じた日。
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小学校の夏休みが始まって10日。
情けないけれど、もうくたびれ気味だ。

暑かろうが、なんだろうが、元気いっぱいのウチの子どもたち。
それはそれでとてもありがたいことなのだけれども
大声も、大暴れも、ケンカも、遊びの楽しそうな盛り上がりも
毎日、朝から晩まで、となると
少々心身にこたえる。

それに加え
夏休みは、毎日の予定が不規則で
各人がバラバラだったり、時間がバラバラだったりするので
それに対応して、一日のリズムを組み立てて動くのも
気合いがいる。

でも。
結局、そこをみんなが機嫌良く過ごせるように工夫を重ねるのが
おかあちゃんの、夏休みのいちばんの課題だと
心してかかるしかないだろう、と思ってもいる。

かといって、暑い毎日。
自分の心身のケアも怠ってはならない、と言い聞かせる。
一日少しでも、自分の心身をケアする時間を取ること。
あんまり頑張りすぎないこと。
この二つを、夏休みの宿題に据えよう。
具体的には
読みたい本を少しの時間でも開く(これは「心のケア」)。
ストレッチとマッサージをする(これは「身のケア」)。
毎日のごはん、新しいアイデアも取り入れながら
楽しく、素早く、おいしく作る工夫を重ねる(これは「頑張りすぎない」のひとつ)。

この宿題をちゃんとやり遂げたら
夏休みが終わった後の自分にとっても
とてもためになっていることだろう。
新学期が始まってから
何やら、とにかく忙しく
ここに書きたいことは、次々浮かんでいたのに
気がつけば相当なご無沙汰になってしまいました。

うまく時間を使えなかったり
いろいろ詰め込みすぎたり
そんなこんなが続くと、いらいらもしてきて
体調を崩したりも・・・。
無理してるかな、って分かっていながら頑張っていたら
回復にも時間がかかってしまいました。
もう全然若くはないですからね
自分をもっと大事にしないと、って改めて反省しました。

そして、私のイライラの原因のひとつは
間違いなく「アベ政権」「政府与党」のあり方への不満で。
いらだち、焦り、不安・・・
そういうものが、日常のあれこれの上にどっしりと乗っかっていました。
これだけで、もう、「国民の幸福の権利」を侵害している、と思う・・・。

今も、何一つ安心できるような状況ではありませんが
自分にできることを、と全国で動いている人たちに励まされ
私も、できることをやろう、と動き始めたら
少し気は楽になりました。
今なら、まだ、自分の意見を主張できる、行動できる。
これができないような社会にしてしまってはいけないんだ、と
自分に言い聞かせながら。

「おかあちゃんのせなか」を子どもたちにちゃんと見せるべき
大事な時です。
毎朝、NHKラジオを聞きながら家事をする習慣は
ずっと続いている。
ニュースを聞く、時報の代わり、という実用的な目的の他に
全国のリスナーからのお便りを楽しみにしている。
・・・というか、今やこちらがメイン。
いろんな年代の、いろんな環境の、いろんな状況のみなさんからのお便りには
時に励まされ、時に涙し、そしていろんなことを考えさせてもらっている。
なにより、どのお便りもとてもあたたかい。

今、そのラジオで
「沖縄のみなさんと全国のリスナーをつなぐ」企画として
沖縄のみなさんからのお便り、
沖縄在住でなくても、沖縄への想いを綴ったお便りを募集していて
随時紹介されている。
(特集番組もあるようで、そちらでもまとめて紹介されることになっている。)

今朝、紹介されたお便りには
沖縄の方の強い願いが綴られていた。
辺野古への基地建設に反対しているのは
そういう危険な基地を本土の別の場所で引き受けてほしいからではない。
基地があることで、これまで沖縄は戦地に人を送り出してきた。
そういうつらさをもうなくしたいのだ、と。
そのためにどうすればいいのか、本土の人にも一緒に考えてほしい、と。

平和への願いが、危険な基地を「この国から」なくしたいという願いが
ひしひしと伝わってきた。
このことを考えるのは沖縄の人だけではないはずですよ、と。

政府は「平和」という言葉のもとに
真逆の発想で物事を進め続けている。
本当に、国民が、真剣に、ストップをかけなければ
いけない時に来ていると思う。
私は、基地問題を、沖縄の基地の問題というだけではなくて
国民みんながやるべきことを、上げるべき声を
沖縄のみなさんが代わってやってくれているように感じている。
沖縄の人々の強い願い、そこから湧き出る行動力に
尊敬の念を持っている。
そして、私にもそんな沖縄を応援する手段ができて
うれしく思っている。

「辺野古基金」。
沖縄のみなさんの想いと行動を後押しする基金だ。
もし、沖縄の今に関心を持ち
自分にも何かできないか、と思っている人がいれば
ぜひ、協力していただけたら、と思っている。
(「むかしあったづもな通信」最新記事にも紹介されています。)


映画「小さき声のカノンー選択する人々」(鎌仲ひとみ監督 ぶんぶんフィルムズ)
を観た。
2時間、泣きっぱなし、観終わってからも思い出す度に涙が出る。
悔しくて、切なくて、悲しくて、かわいくて・・・。

「核をめぐる三部作」と言われる三本の映画を撮った鎌仲さんが
福島原発事故後の、そして、チェルノブイリ原発事故後の
「前を向いて生きる」母親を撮ったこの作品は
全国のミニシアターや自主上映会で観ることができる。
どうか、どうか、一人でも多くの人にこの作品を観てほしい。

これは、福島やチェルノブイリの人々だけの問題ではない。
子を持つ母親だけの課題でもない。
一人一人が、ちゃんと知り、ちゃんと考え、行動しなくてはいけないのだと
そして、それはすでに「普通のお母さん」がやっていることで
誰も、「自分にはできない」とあきらめてはいけないのだと
この映画は、声高にではなく、静かに静かに
そして微笑みとともに語りかけ(いや歌いかけ)てくれている。

映画に登場する人々と同じ「泣き虫な普通のお母さん」である私にも
きっとできることがあるはずだ。


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HN:
あや
性別:
女性
自己紹介:
 1973年生まれ。
 2000年に結婚した夫・ムスメ(2005年生)・ムスコ(2007年生)・ジナン(2012年生)との5人暮らし。
 おいしい(?)ご飯を作ること、子どもと遊ぶこと、ウチの中を整えること、夫と語り合うこと、が暮らしの中心。
 2011年からは絵本や語りの勉強も始めました。いつか自分らしい「おはなし会」を作っていくことを夢見ています。
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